18日の閉店が迫る盛岡市緑が丘のアネックスカワトク。1989年の開店に合わせて川徳(同市、斎藤英樹社長)に入社した社員は、常連客と共に歩んだ記憶を懐かしむ。「隅々まで思い出がある」店が最後の時を迎える寂しさと感謝の気持ちを抱きつつ、最終日まで売り場に立つ。 「寝る以外の時間で最もいた場所。建物のデザインも好きで愛着があった」。開店当初、子ども服売り場を担当した府金…