先の大戦の終結から80年。滝沢市砂込に立つ岩手県出身者を中心とした旧満州(現中国東北部)開拓者を慰霊する「満州開拓殉難の塔」の継承が危ぶまれている。維持管理をしてきた引き揚げ者による組織は、メンバーが高齢となり現在はわずか数人。8月に営んできた公式な慰霊祭も十数年前から自主参拝となった。国策で大陸に渡った県人らは戦後の混乱期に受難を強いられた。関係者は「このままで…
通知を許可いただくと、記事が公開された際に通知を受け取ることができるようになります。