仙台空襲で当時14歳の姉秀子さんを失った。南方戦線へ出征した父英毅さんも帰ってこなかった。盛岡市三ツ割の坂正毅さん(88)は7歳で大戦終結を迎え、戦争の記憶とともに生きてきた。岩手県で医師をしながら体験を語り、核兵器廃絶運動に身を投じた。15日で終戦から81年。当時と今の世界情勢を重ね「日本は戦争ができる国なのか」と惨禍を繰り返さぬ選択を問い続ける。一人一人は、国は、どうあるべきか考えてほしいと願いを託す。