住田町の民家で見つかった藤原秀衡(ひでひら)の「紺紙金字一切経(こんしきんじいっさいきょう)」のうちの1巻とみられる仏教経典が13日、町役場町民ホールで初めて一般公開された。中尊寺(平泉町)が所蔵する秀衡の経典は国宝に指定されており、貴重な発見に町内外から約600人が詰めかけた。約850年前に奉納したとされる経典の保存状態の良さに感嘆の声を上げた。 経典は「大乗大…