遠野市東舘町の市立博物館(長谷川浩館長)は11日まで、同館が所蔵する江戸時代末期に描かれた「遠野城下町割図」(写本)を特別公開している。商家や武家屋敷、水路などの配置が詳細に記され、往時の暮らしぶりがうかがえる。 縦1・93メートル、横2・98メートルで、鍋倉城の北と西を武家屋敷が囲み、その周りに商家がびっしりと軒を連ねる様子が浮かぶ。1軒ずつ間口や世帯主、職業が…
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