一関市東山町のげいび観光センター(菅原喜哉(よしや)社長)は、山形県東根市の団体の依頼で木造船を完成させた。団体は米作りに生かすため作業船を使って河川を清掃しており、同社の船が岩手県外で使用されるのは初めて。約50年引き継がれてきた匠(たくみ)の技が、現地の環境整備に生かされる。 船の引き渡し式は12日、同市東山町の猊鼻渓で行われ、菅原社長、東根市の藤助(とうすけ…