【東京支社】総務省消防庁と林野庁は23日、大船渡市の大規模林野火災について、発生直後は木の上部の枝葉が燃える「樹冠火(じゅかんか)」が起きたが、その後の延焼拡大の主因は「地表火」の飛び火だったとの分析を明らかにした。気仙地区で相次いだ山林火災の因果関係はないとみられることも示した。  消防防災対策に関する検討会(座長・関沢愛日本防火技術者協会理事長)の第2回会合で…