滝沢市は本年度、巣子地区の市IPUイノベーションパーク拡張に向けた基本設計に着手する。開所から16年がたつ今も拠点施設への企業入居の需要が高く、隣接の県有地14・9ヘクタールを取得する構想だ。ソフトウエア開発分野の企業誘致などを視野に2030年ごろの分譲開始を想定し、東北最大級のIT関連産業集積を目指す。 市によると、県立大に近い現在の敷地(約3ヘクタール)の西側…