釜石市の食品製造販売・岩手缶詰(山下純明社長、資本金9千万円)が、釜石工場(同市浜町)の操業を今月末から一時休止することが19日、同社への取材で分かった。原料となるサバの水揚げ量が大幅に減り確保が困難となった。地元採用の従業員26人は配置転換する予定だが、転居が困難な場合は解雇する見通し。 釜石工場は大手食品メーカーなどから受注しサバやイワシの水産缶詰を主に製造す…